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『ラングリッサー リインカーネーション-転生-』のグレスデン帝国の皇帝。
本名フェルディナント。帝国軍情報部に所属していた。
極地調査任務中に発見した剣を魔剣アルハザードとは知らずに手にしてしまい、壁に閉ざされた世界に急速な水位上昇を招いてしまう。
(『ランモバ』ではルクレチアの命令で魔剣アルハザードを探した設定になっている)
魔剣アルハザードを扱う資質はなくボーゼルにはならなかったが、魔剣から機械技術の知識を得た。
グレスデン帝国の皇帝一族はボーゼルの子孫であるため、クロニク教総主教代理ルクレチアの協力の下で魔剣アルハザードを後継者の証として血筋を偽り政変を起こし、前皇帝だったアレスとリコリスの父親を殺して皇帝に即位した。
帝国を機械文明の国に発展させ大陸統一戦争によってガルド大陸をグレスデン帝国の支配下に置き、水没しつつある世界から壁の外の世界へと空飛ぶ首都で移住する「エリュシオン計画」を進めている。
『ランモバ』では従来の政権へのクーデターは起こしておらず、ルクレチアの魔法で皇帝の姿形に変化して暗殺して成り代わったという独自設定が付加されている。
そのため原作とは異なり、アレスとリコリスの父親の名前が「オウトクラト4世」だった事になっている。
設定上、異世界の別大陸に存在してある程度の技術の基礎研究をしてあった『リインカーネーション』のグレスデン帝国ではなく、まったく技術研究の進んでいなかった『ランモバ』のエルサリア大陸のグレスデン帝国を5~10年で同程度まで技術発展(史実だと推定でアメリカ独立から第一次世界大戦までの141年分)させたことになる。
『ラングリッサー1』の後で550年後の『ランモバ本編』の時代でもアンジェリカ1人しか持っていないレベルの技術力を、ランモバグレスデン帝国が『ラングリッサー1』の後で200年後の『2』相当の時代とすると、350年前に帝国各地に普及させていたことになる。
余談として方舟がガルパイス大陸では無くて20年前のエルサリア大陸に来ていた場合、当時からエルサリア大陸に居た人物は魔族組を抜くとジェシカとエラスタ、ボタクニクスくらいしかいない。その場合『3』の時代に空中戦艦を運用した経験のあるガイエルが一番技術に詳しいかもしれない。
『ランモバ』のグラフィックでは魔剣アルハザードと聖剣ラングリッサーのデザインを足したような赤い剣を持っている。
『リインカーネーション』では魔剣アルハザードを所持しているが扱えないため代わりに帝国に伝わる由緒ある剣(エンパイアブレイド)を使っていた。
原作『転生』とランモバとの設定すり合わせのしわ寄せをもろに受けたキャラであり、
彼の皇帝即位後を別の形で例えるなら「徳川幕府三代将軍家光がムー大陸の遺産を見つけた結果、次の四代将軍家綱の代には、六光年先のバーナード星系に10万人の移民団を送り出せるようになった話」という
SFを通り越してギャグのような展開になっている。
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